天然のインスリン「キクイモ」のいちばんおいしい食べ方は、手軽な“味噌漬け”です!
「キクイモ (菊芋)」をご存知でしょうか。 キクイモは、「天然のインスリン」とも評される水溶性食物繊維「イヌリン」が、植物の中でトップクラスに含まれている超健康食品です。しかも、芋という名でありながらデンプンをほとんど含まないため、驚くほど低カロリーなのも嬉しい特徴です。
インターネットでキクイモの調理法を調べると、炒め物やスープなど色々出てきますが、私が太鼓判を押す一番の食べ方は、何と言っても「味噌漬け」です。 作り方は味噌に漬けるだけと至って簡単で、カリカリとした独特の歯ごたえがビールのつまみにもピッタリ合います。

今回、親戚の知り合いの方から、ご自宅の畑で採れた新鮮なキクイモをたくさんいただきました。さっそく仕込んでいきましょう。
キクイモの丁寧な下処理
キクイモは生姜のようなゴツゴツとした複雑な形をしているため、最初の泥落としが肝心です。

1. タワシで泥を落とす
まずは、タワシを使って流水でゴシゴシとこすり洗いをし、表面の泥をきれいに取り除きます。

2. 複雑な部分は切り落とす
タワシの毛先が届かないような入り組んだ部分や複雑な形のものは、包丁でスッパリと切り離してから、スキマの泥をきれいに除きます。

3. コブを削り取る
小さなコブのようになっている硬い部分は、包丁の刃先で薄く削り取って、写真のように滑らかな状態にします。

4. ザルで乾燥させる
綺麗になったキクイモをザルに上げ、水分を飛ばすために1時間ほど陰干しして乾かします。

ちなみに、こちらは削り落とした部分です。このままスマートにゴミ箱へ処分します

5. 味噌に漬けて、冷蔵庫で寝かせる
水気がしっかり切れたら、いよいよ仕上げです。
プラスチックの密閉容器にキクイモを入れ、全体に味噌を行き渡らせるようにまぶしたら、あとは冷蔵庫に入れるだけ。 2日ほど経てば味が中まで染み込み、ちょうど良い食べ頃になります。
【自家製ならではのワンポイント】 味噌の量が多すぎると、長期間保存したときにだんだんと塩辛くなってしまいます。逆に少なすぎると、いくら冷蔵庫に保管していても傷んでしまう原因になります。 我が家の環境やお好みに合わせた「ちょうど良い味噌の塩梅」を、ぜひ試行錯誤しながら見つけてみてくださいね。

最高の晩酌タイム
よく漬かったキクイモを取り出し、薄くスライスして器に盛り付ければ完成です。
お気に入りの冷えたビールを用意して、いっしょにどうぞ! 一口かじるごとに広がる豊かな風味と、小気味よいポリポリとした食感に、ついついグラスが進んでしまいます。
体に優しくておいしい自家製の常備菜。スーパーの直売所コーナーや八百屋さんで見かけたら、ぜひ皆さんも手作りの味噌漬けに挑戦してみてはいかがでしょうか。

