「茎ワカメ健康法」という言葉はまだ世の中に無いようですので、当サイトが初登場ということになります。
茎ワカメはあのコリコリとした食感が心地よく、おつまみや副菜に最高です。その上、食物繊維やミネラルが豊富で、脂質はゼロ。毎日食べ続けてみて実感するのは、驚くほど腸内環境が改善され、お腹の調子がすこぶる良くなることです。 これだけたっぷりの食物繊維を摂っていれば、昨今増えている大腸の病気とも無縁でいられるのではないかと、日々自信を深めています。
今回は、我が家の食卓に欠かせない常備菜「茎ワカメの特製和え」を、大量にかつ効率よく仕込む手順をご紹介します。

- 茎ワカメの入手方法
私が初めて茎ワカメを購入したのは、東銀座の歌舞伎座前にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」でした。 現在は毎日たくさん食べるため、鳴門 (なると)産の塩蔵茎ワカメを製造会社から直接取り寄せています。
身近なところでは、Amazonなどでも良質なものが購入できます。
・鳴門のニシムラ 塩蔵茎わかめ 中芯 900g
(塩蔵品なので、水に浸して塩抜きして使います)
・尾道の昆布問屋 三陸産カット茎わかめ90g(乾燥)
(こちら乾燥タイプ。水に浸ければすぐに戻って便利です)

2. 塩抜きの手順 (夏場は温度管理がコツ)
今回は、塩蔵茎ワカメを約600gまとめて仕込んでいきます
① 最初の手もみ
大きな鍋に茎ワカメとたっぷりの水を注ぎ、手で揉むようにして表面の塩を洗い出します。冬場は水が冷たいので、箸を使って上手にかき回しましょう。

② 水を換えて浸す
一度水を流し、新しくきれいな水を注ぎます。
ここで大切なのが「水の温度」です。特に暖かい季節は、水の温度が高いと茎ワカメがふやけてしまい、せっかくの成分が水に溶け出してしまう原因になります。
春から初夏にかけては、氷を浮かべると良いでしょう。

夏場は写真のように冷凍庫の「保冷剤」をポカンと浮かべておきます。氷だとすぐに溶けてしまいますが、保冷剤なら冷たさが長持ちして、ワカメのシャキッとした食感を守ってくれます。

③ しっかり時間を置く
途中で何回か水を交換しながら、じっくり塩を抜いていきます。3〜4時間ほど経つと綺麗に塩が抜け、ワカメがふっくらと軟らかくなります。

3. フードプロセッサーでスマートに時短
最初の頃は包丁でせっせと細かく刻んでいたのですが、最近は時短のためにフードプロセッサーを導入しました。これが実に快適です。

フードプロセッサーの容器いっぱいに茎ワカメを詰め込みます。

フタをして、「3秒間まわして止める」を10回ほど繰り返します。

フタを外すと、ご覧の通り。包丁で刻むよりも圧倒的に手早く、きれいに細断されています。

これをステンレスボウルに移します。
以前は大きめの陶器の丼 (どんぶり)を使っていましたが、最近見つけたこちらの日本製ボウルが絶妙なサイズ感で重宝しています。

2回目です。
600gほどの塩蔵茎ワカメですと、フードプロセッサー2回分の処理であっという間に完了します。

フードプロセッサーから、ステンレスボウルに移すとこのように山盛りになります。

4. 目分量でテキトーが美味しい!特製味付け
ここから味を入れていきます。分量はいつも私の「目分量 (テキトー)」ですが、目安は以下の通りです。どちらもよく使うので、私はオーケー (OKストア)で業務用を調達しています。
玄米酢: 約100ml
ゴマ油: 約100ml

まずはこの2つを入れて、全体をなじませます。

続けて、深みを出すための調味料を加えます。
- みりん: 大さじ3
- 酒: 少々

さらに、ピリッとしたアクセントを加えます。
- ゆず胡椒: ティースプーン1杯弱
- 一味唐辛子: 少々

全体を底からしっかりと、均一にかき混ぜます。これで完成です。
ちょっと味見をしてみましょう。ゴマ油のコクと玄米酢の酸味、そしてピリッとした辛みがコリコリの食感に絡んで、たまらないおいしさです。

5. 保存のアイデア
冷蔵庫で保存するためにフタをします。

実はステンレス製のボウルは、陶器と違って食品ラップがピタッと密着しにくいという、ちょっとした弱点があります。

そこで便利なのが「シリコン製のフタ」です。
上からポンとかぶせるだけでしっかりと密閉でき、ラップの無駄も省けます。この状態で冷蔵庫のチルドルームなどに入れておけば、10日間ほどは美味しさをキープできます。

毎日の食卓に、この茎ワカメ、そして以前ご紹介した「ニンジンラペ」や「大根の酢漬け」を並べるのが、我が家の健康的な定番スタイルです。
手軽にできてお腹も喜ぶ「茎ワカメ健康法」、皆さんもぜひ常備菜のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
→→ 鶏レバー煮