友人から薦められて視聴した、国際的な免疫学者・安保徹 (あぼ とおる)先生の講演動画が非常に心に響きました。
これまでの「医療の常識」を根底から覆すような、目から鱗が落ちるお話の連続です。
【参考動画】安保徹先生 講演会(YouTube)
(※ 1時間11分と長尺の動画ですが、時間を忘れてじっくり聴き入ってしまう深い価値があります)
心に深く残った、安保先生の言葉たち
講演を聴き進める中で、特に私の印象に残った刺激的な言葉がいくつかあります。
- まじめは危険
完璧主義で責任感が強く、無理をしすぎてしまう人ほど、知らず知らずのうちに自律神経のバランスを崩し、体に負担をかけているという指摘です。 - ガンは「裏切り者」ではなく、「ご先祖様」
過酷な体内環境(低体温・低酸素)を生き延びるために、細胞が先祖返りした姿がガンであるという独自の視点。敵としてただ排除するだけでなく、そうなってしまった自分の生き方や環境を見直す大切さを説かれています。 - 血圧が「高い」ことを気にする必要は無し。血圧は測らないのが一番良い
「数値が高い」ということばかりを気にして一喜一憂し、過度なストレスを抱え込むくらいなら、いっそ測らない時間を作って大らかに構えているほうが、心身にはるかに良いというお話には深く納得させられました。 - 今日からできる「天然の免疫アップ」の習慣
安保先生が繰り返し強調されているのは、病気を恐れて神経質になることではなく、細胞が喜ぶ環境を作ってあげること。そのために大切なのは、実にシンプルな習慣でした。
低体温を防ぐ: 体を冷やさず、いつも温かく保つこと。
低酸素を防ぐ: ストレスで呼吸が浅くなっていることに気づいたら、深くゆっくり息を吸い込むこと。
以前ご紹介した「サメテガル (Ça m'est égal.)」の精神とも繋がりますが、私たちはついつい「健康でいなければ」とまじめに頑張りすぎて、逆にストレスを溜めてしまいがちです。
「まあ、なんとかなるさ」と肩の力を抜き、思いついたときに深呼吸をして、体を温める。
そんなゆとりを持って、毎日を笑顔で過ごすことこそが、最高の免疫力アップになるのかもしれません。
動画だけでなく、もっと体系的に安保先生の免疫論を学んでみたいという方には、先生の優しく明快な語り口がそのまま一冊に凝縮されたこちらの名著がおすすめです。
発売以来、多くの人々の健康観をガラリと変えてきたベストセラーです。
文庫本なので手軽に読めますし、「なぜ病気になるのか」「どうすれば自己治癒力を引き出せるのか」が、専門知識がなくてもスルスルと頭に入ってきます。
手元に置いて、体調の変化を感じたときにいつでも読み返せるお守りのような一冊として、強くおすすめします。