意外と気づかない「握力」の重要性

足腰の筋肉を鍛えたら、次に意識したいのが「握力」です。
国立長寿医療研究センターのWebサイトにも「握力は活力のバロメーター」という特設ページがあり、そこには「握力は年齢とともに確実に低下し、特に男性の低下幅が大きい」と示されています。

実際、「握力が弱いとどうなるか」を調べてみると、驚くほど多くの健康リスクがヒットします。

  • 生活習慣病・血管疾患のリスク上昇: 糖尿病、心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)、呼吸器疾患による死亡リスクとの関連性
  • 認知機能への影響: 握力が低い人は、そうでない人に比べて認知症リスクが「2.1倍」になるというデータも
  • 寝たきりの原因に: 握力は全身の筋力のバロメーターであり、その低下は将来的な寝たきりや要介護状態に直結する

このように、握力は単に「物を掴む力」というだけでなく、高齢期を元気に生きるための最重要筋力の一つなのです。

ドイツ製ピクルスの瓶が教えくれた危機感

私自身、昔は固いビンのフタも少し力を入れれば簡単に開けられていたのですが、最近になって「あれ、開かない……」という経験が増えました。

特に頑固なのが、こちらのドイツ製のピクルスの瓶です。

今では、フタの部分を熱いお湯に3分ほど漬けて金属を少し膨張させ、さらに滑り止めのシリコン製グリッパーをかぶせ、まさに渾身の力を込めてようやく開けられる状態です。

「このままでは2〜3年後には完全に開けられなくなってしまう。これはまずい!」 そう痛感した私は、一念発起して握力のトレーニングを始めることにしました。

無理なく続ける、私の握力トレーニング

私がAmazonで購入したのは、負荷を調節できるこちらのハンドグリッパーです。

最初は思うように力が入らないため、まずは弱い負荷からスタートできる「調節機能付き」が大変重宝します。この製品は、先端のネジを回すだけで簡単に負荷の強さを変えられる点が非常に優れています。

トレーニングを始めてから、1ヶ月に1回ほどのペースで少しずつネジを回して負荷を強くしていきました。

最初は「20回を1セット」行うのが精一杯でしたが、2年ほどコツコツと続けた今では、「30回×3セット」をなんとかこなせるまでに成長しました。

これだけ続けたので、数値としての握力はかなり強くなったはずなのですが……あいにく、あのピクルスの瓶にはいまだに四苦八苦させられています。
ドイツの瓶、恐るべし。私の挑戦はまだまだ続きそうです。

皆さんも、お気に入りの海外製の瓶などが固く感じられたら、それは体からのサインかもしれません。手軽にできるハンドグリッパーで、今日から「活力のバロメーター」を引っぱり上げてみませんか?